日本のフルーツパーラー発祥の地 「銀座千疋屋」
日本のフルーツパーラー発祥の地 「銀座千疋屋」
春夏秋冬、さまざまな花が咲くように、季節によって食べられる果物もさまざまですね。旬の果物を切ってそのまま食べるのもおいしいですが、果物を使ったおいしいパフェやケーキを食べるのも、果物を楽しむ方法の一つではないでしょうか?
銀座千疋屋は、明治27年に果実専門店としてお店を開き、大正2年に日本で初めてのフルーツパーラーを開きました。春には苺、夏は桃にマンゴー、秋は栗に巨峰、そして冬は林檎。季節が変わるたびに、旬の果物を使ったメニューに品を変え、果物の楽しみ方を提供してくれます。
また、この銀座千疋屋は日本で初めて、フルーツポンチを提供したフルーツパーラーなんですよ。春・夏と大盛況だったフルーツパーラーが、秋になり、苺やスイカといった果物の季節が過ぎ、気温も肌寒くなるに従い、客足が遠のいてしまいました。そこで、冬場の商品ということでフルーツを砂糖や水などでできたパンチというカクテルに入れたフルーツパンチを作りました。そして、フルーツパンチを政治風刺漫画の『ポンチ絵』にかけ、『フルーツポンチ』と名付けたそうですよ。
銀座の街を歩き疲れたら、おいしい果物を食べて、パワーを補充してみてはいかがですか?
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