酒井抱一生誕250年
エレベーターを降り、使い込まれた木製のスイングドアを押し店内に入ります。
空也ビル4階にある銀座美術は、茶道具を専門とする美術店です。
通常は茶器やなつめなどが主ですが、酒井抱一が今年で生誕250年ということもあり、画廊の夜会中は一般のかたにも馴染みの深い抱一と琳派の作品がたくさん並びます。
1階でお茶菓子を売っている関係で、茶道に関心のあるお客さまが多いそうですが、展示されている茶道具類は、お茶を知らないわたしでもとても興味を持てました。
奥の時代を感じさせる床の間と応接セットを見ていると、タイムスリップしたような気持ちになります。
興味がないと知ることの出来ない画廊ですので、夜会を機会にぜひ足をお運びください。
期間:5月24日(火)~6月11日(土)