梅野亮展
2011/06/01 4:16:48
作家の梅野亮(まこと)さんのお話に圧倒されました。
梅野さんは高校卒業の頃に日本画家の中村正義氏に作品を絶賛され、天才の名をほしいままにした作家です。しかしその後警備会社にアルバイトで入社。数々の特許を成立させるなどして事業を拡大し、代表取締役になった経歴をお持ちです。
なぜ絵を中断したのか伺うと「あのまま絵を続けていたらダメになるのが分かったから」。20代でそう思えるところが天才の天才たるゆえんです。私自身もこのまま新聞社に居たらダメになると思ったのですが、40手前でした。
作品は段ボールを使った絵画のような彫刻のような、雑なのか繊細なのか判断できない不思議なものです。しかし絶妙のバランスのうえに自己主張をしてきます。
次はEコース最後の画廊、東京画廊+BTAPです。
http://ginza.kokosil.net/ja/review/entry/00001c000000000000020000002210b2