ギャラリー新居東京
佐藤理さん
「夜会は写真家ではない普通の人たちと接することができ、とても楽しい」と話すのは写真家の佐藤理さんです。
夜会ではアマチュアカメラマンの女性が憧れの佐藤さんと話ができて大興奮状態。私はお二人のツーショット写真を彼女のカメラで撮って差し上げました。今日の一日一善です(笑)
交際相手に“ストーカー的行為”をはたらいたロックンローラーの内田裕也(71)が3日午後、東京・銀座の博品館劇場で会見を開き、相手の女性や家族らに膝をついて「心から反省しています」と謝罪した。
ソース:zakzak
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110603/enn1106031603019-n1.htm
写真は京都造形芸術大学の学生さんの鉛筆画です。本物の凄さの百分の一も表現できていません。ぜひ本物をご覧になってください。
ビル全体が画廊という相模屋美術店の夜会のテーマは「これからの絵画」。若手の有望な作家の作品を数多く出展します。実は展示の状態にはなっておらず、画廊の中田司さんが保管場所から取り出して、独特な語り口で紹介いただきました。
夜会当日は一階と二階を主な展示場所とし、地階でワインサービスをしてくださるそうです。
夜会ツアーEコース、次は至峰堂画廊です。
http://ginza.kokosil.net/ja/review/entry/00001c000000000000020000002210b5
日本の洋画の基礎を作った作家たちの作品を集めました。黒田清輝と同時代の、しかし黒田清輝のように名声を得たわけでもなく、しかし日本の洋画を語る上で忘れてはならない作家たちの作品です。
日本で「洋食」「洋館」というと本当の西洋オリジナルではない日本風のものというイメージがあります。洋画もそんな感じがしていました。なにがどう違うのだろうと素人質問を画廊の難波梨沙さんに伺ってみたり、一足お先に「夜会」をいたしました。
当日はワインサービスもあります。維新期に西洋美術に憧れ奮闘した作家たちの魂にゆっくり触れてみてはいかがでしょうか。
夜会ツアーEコース、次は番町画廊です。
http://ginza.kokosil.net/ja/review/entry/00001c000000000000020000002210b4
写真は高橋亜弓さんの作品。最初に目が止まりました。木版を使いながら銅版画の手法で作成したそうです。これは不思議。相変わらず写真が下手なので、現物をご覧になってください。
番町画廊といえば池田満寿夫と先代社長との二人三脚が有名です。もちろん今回もべネチアヴィエンナーレ版画部門大賞受賞作品をはじめ、番町画廊のとっておきの作品を展示します。
議論が好きで、気に入った絵を描く若い画家のみに推薦文を書いて応援していた。そんな池田さんの様子を実際に見ていた松宮郁子社長のお話も伺えました。
ガリ版を使った信じられない作品も展示してあります。日本人の版画のレベルがとんでもなく高いことを理解できました。
夜会ツアーEコース、次はギャラリー上田です。
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作家の梅野亮(まこと)さんのお話に圧倒されました。
梅野さんは高校卒業の頃に日本画家の中村正義氏に作品を絶賛され、天才の名をほしいままにした作家です。しかしその後警備会社にアルバイトで入社。数々の特許を成立させるなどして事業を拡大し、代表取締役になった経歴をお持ちです。
なぜ絵を中断したのか伺うと「あのまま絵を続けていたらダメになるのが分かったから」。20代でそう思えるところが天才の天才たるゆえんです。私自身もこのまま新聞社に居たらダメになると思ったのですが、40手前でした。
作品は段ボールを使った絵画のような彫刻のような、雑なのか繊細なのか判断できない不思議なものです。しかし絶妙のバランスのうえに自己主張をしてきます。
次はEコース最後の画廊、東京画廊+BTAPです。
http://ginza.kokosil.net/ja/review/entry/00001c000000000000020000002210b2
布だと思うでしょうけど、これは絵です。本物を見るとびっくりします。
インドのムガール王朝時代に確立した超細密画法「ミニチュアール」の技術はパキスタンに渡り、そこで根付きました。東京画廊+BTAPはそのパキスタンから絵を取り寄せ、夜会に展示します。
企画した田畑幸人共同代表によると、日本人の美術センスはインド人に近く、中国人のそれはヨーロッパ人に近いとのこと。たしかにどことなく懐かしい作品に出会えます。西欧美術の時代から日本やインドの美術の時代になるだろうというお話にも、そんな感じがしてきます。
銀座の夜会ツアーEコース。いかがでしたでしょうか。
蛇足気味ではありますが、歩いてみた感想を以下にまとめました。
http://ginza.kokosil.net/ja/review/entry/00001c000000000000020000002210b8